肌の層に合わせた劣化予防対策!
表面につけている、化粧水や乳液は①角質表皮まで。
だったら、化粧水や乳液、美容液をなににしようかを考えるより、その内側のアプローチを考えた方が近道です。②基底層から⑦骨までは、栄養がきちんと回っていること、筋肉のトレーニング、骨のアプローチが重要になってきます。
一番上の表面はとにかく紫外線ブロック
糖化させない食事、表情筋鍛える、骨を丈夫に!これが答えです。
一番上の触れることができる肌、角質表皮
①角質表皮 水分を保ち、バリアとして働く守り役
紫外線、気温差などで乱れやすく、洗ったり保湿のやり方にも配慮が必要。
化粧水、乳液、オイルはここまでしか届かない。
紫外線をとにかくブロックは必須!日焼け止めこまめに塗りましょう。
基底層
②基底層 ターンオーバーや肌弾力の鍵を握る→しみ、くすみ
表皮細胞の生まれ変わりや、表皮、真皮間の栄養や老廃物の移動の調整。メラニンをつくるメラノサイトもここにある。紫外線ダメージを防ぐのが重要。
20代の肌のターンオーバーは28日、
30から40代になると約45日 こんなに遅いんだ、ウオ〜!悲しい
特にビタミンAは肌の新陳代謝といわれるターンオーバーを正常に保つ働きを持っており、細胞を増やしたりや分化をスムーズにして、皮膚や粘膜をサポートするのですよ。
ビタミンAは豊富な食材って?
鶏レバー/豚レバー/あんこう肝/うなぎ/マーガリン/卵黄/にんじん/小松菜/にら/ほうれんそう…など


じゃあ、レバー嫌いなんで、ビタミンAサプリ飲みます!
はい、ちょっと待った。
ビタミンAは脂溶性ビタミン、脂質の代謝がうまくいかなきゃ利用されないんですよ。
私も、ビタミンAをとれば、肌プルプルに間違いない!とせっせ、せっせとビタミンAのサプリ飲んでましたよ。レバー嫌いだしね。結果・・・
三日後ぐらいになんか白い吹き出物が・・ちらほら。
あれあれ?代謝されてないですね・・。はい、終了〜
ということを経験しております。どうしてこうなったか?を考察すると、
胆汁が出ていないと、代謝されないのです。
脂溶性ビタミン、つまり油を代謝するには胆汁がしっかりでていることが必要なのです。
胃酸、消化酵素が十分ではなかった私の体は、脂溶性ビタミンを代謝できず
吹き出物として使われたのですね。💦
ですから、脂溶性ビタミンAとかDとかがうまく代謝できない方はサプリは難しいです。プロに指導してもらいながら、効かせていくことをオススメします。
でもビタミンAが豊富な食べ物は積極的に摂ると良いのは、植物の中に含まれるβカロチンや、動物の中に含まれるレチニルエステルは、体内の中でレチノイン酸まで代謝されて初めて、細胞の分化や増殖をコントロールします。このレチノイン酸が最強な力を発揮するんです!
レチノイン酸に至るまでには何重もの調整機能が働いていて、抽出されていない状態(野菜とか、レバーとか原材料が何かわかる状態)でいれることが大切です。
でも、もうすでにレチノイン酸の状態のサプリや薬の状態だと、奇形などの問題が起こるというのは有名な話で、論文も全てビタミンA製剤使用による奇形の危険性を述べています。
植物(βカロテン)→レチノール→レチナール→レチノイン酸
動物(レチニルエステル)→レチノール→レチナール→レチノイン酸
結論 お食事からビタミンAをとりましょう!
毛細血管・リンパ
③毛細血管・リンパ 栄養を届け、老廃物をあつめる肌のライフライン
毛細血管が細胞に栄養を届け、リンパ管と共に不要な脂肪などの老廃物をあつめてくれる。血流の悪化や糖化などによる血管リンパ管の劣化対策が有効。
栄養療法の得意分野。
糖化させないこと。つまり、血糖のコントロールを考えていくことが大切。
糖は全て悪者ではないけど、良質な糖をとることが大前提です。
良質な糖ってなにというと?
レジスタントスターチ!(一度加熱して冷えた時に再結晶化するデンプンのこと)
レジスタントスターチたっぷり入っている食材
ポテトサラダ、煮豆、春雨、おにぎりなどのデンプンです。



炊きたてご飯でなく、一旦おにぎりにするとか、お弁当に入れるなどをすると良いデンプン質が取れますよ。
糖化しやすい糖とは?なんとなくわかっちゃいるけど・・
砂糖、お菓子、ジュース、果物などなど
果物って美味しいですけど、日本の果物は糖度が高いので、たくさん食べすぎてしまうと、血糖の爆上げですし、老化のスピードも6倍です。汗
果物食べるんだったら、皮付きのブルーベリー(冷凍)がお勧め❤️冬ならりんごがベスト。りんごに含まれるペクチンが腸内細菌の餌になり、短鎖脂肪酸を生成してくれるので、腸内環境を改善するのにも大変役立つ。
血管を糖化させないために、フリースタイルリブレを使うのも手。
自分の食事がどれだけ糖化させているのかを数値化できるので、かなり食事が変化します。
真皮
④真皮 コラーゲンが7割。はり、弾力の要→ハリ不足
線維芽細胞の働きでコラーゲン、エラスチンが代謝することで肌のはりと弾力を保つ。それには紫外線対策と、血管からの十分な栄養補給も必須。
コラーゲンドリンクを飲んでもそもそも意味ないとか、聞いたことあります。
でも、『効果なし!』って報告が多い一方で、『意外と使える!」みたいなデータも出てきているようです。
コラーゲンペプチドなら胃や腸で分解仕切らないまま、体内に吸収され、肌や関節に蓄積される可能性が出てきたんですね。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16076145
体内に吸収されたコラーゲン加水分解物が、コラーゲンを作る細胞(線維芽細胞)を増やす可能性もでてきた
コラーゲン加水分解物はペプチドと同じく分子サイズが小さいタイプのコラーゲンで、体内の吸収率が高いとされています。
鈴木祐さんお勧めのコラーゲンproteinnを試してみました。
推奨1、AncientoNutrition,マルチコラーゲン・プロテインパウダー
アメリカでは有名な、Dr.Axeの健康ブランド。魚やらチキンやら豚やら色々な材料を使っていて、5種類のコラーゲンを含んであり、重金属問題のクリアしてくれている品物。

ヨーグルトに1キャップ程度かけて
一緒に食べてます。味は、単体で摂るとなんかかなーという感じなので、何かと混ぜることが重要かと。ヨーグルトが一番普通に食べれます。
8週間は継続しようと実験中。
また、経過観察をupします。
脂肪
⑤脂肪 顔のボリューム感やかたちを左右する 加齢で薄くなり、滑り落ちる
顔の脂肪は萎縮して薄くなり、脂肪を支える靭帯も伸びて下にずり落ちて、ほうれい線などの不快しわができる。脂肪は、筋肉を強化して支えよう。
筋肉
⑥筋肉 頬骨筋と眼輪筋の減少で深いしわ、目元のたるみが加速→フェイスラインのたるみ
顔の筋肉も衰えて減少する。筋肉の萎縮を防ぐ表情筋トレーニングで顔をふっくらさせ、かつ引き締めながら、脂肪によるたるみを防ぐ。
まず、自分が口呼吸になってないかどうかを自覚する必要があります。
口呼吸は
①お口がぽかん
②まぶた、頬がたるむ
③ほうれい線が目立つ
④口角が垂れている
⑤顎に梅干し状の塊がある
日々の口呼吸の習慣があるだけで顔つきが違ってきます。
そこで、対策として、あいうべ体操。
九州、福岡県の内科医、今井先生が発案したお口の体操です。
あ
下周辺の飲み込むための筋力を鍛える

い
ほお、口元、首の筋肉を使う

う
口輪筋は唇を閉じるのに重要な働きをする

舌を動かすことで、顎のたるみ、二重アゴの解消

骨
⑦骨 骨量減少で穴が大きくなり顔の皮膚が余ってたるむ
女性の顔の骨は40代から痩せ始める。目の穴が大きく、下顎やこめかみ部分が減って皮膚があまり、たるみやシワに。骨対策と、筋肉強化で対策を。
骨対策
骨の鉄骨部分はタンパク質とビタミンCと鉄でできているので、まずはこの③点セットを
吸収できるようにすることが大事。タンパク質と鉄の吸収については結構個人差あるので
①よく噛んでる? →ここ基本!最低30回は噛む!
②胃酸は十分ある? 胃もたれしやすいかたは足りてないよ→ レモンや酢の物で胃酸サポート
③貧血になってない? 顔色悪くない? 足先、手先冷たくない? →煮干しの出汁、ボーンブロスで鉄補充
それから、カルシウムの肉をつけて強靭な骨をつくる。
カルシウムばっかりだとチョークみたいな骨にしかなりませんので、鉄骨部分を
しっかりつくりましょう。
タンパク質の吸収についてはこちらを参考にお読みください🍖

①紫外線対策、②糖化させない日々の食事、③食事からビタミンAをとる④あいうべ体操の取り組み⑤骨対策で肌を劣化させない可能性を持っています。