揚げ物には米油を使っているのですが、米油の利点は結構多くあるのでご紹介〜
米油は、米ぬかからできている、米胚芽由来の油。
摂取できる栄養価が以下の通り
①ビタミンEトコトリエノール (抗酸化作用)
②フェルラ酸 (認知症予防に使われる栄養素)
③γーオリザノール(キャノーラ油にはない米油のみ含まれる栄養素)
①のトコトリエノールは、α、β、γ、δなどの四種類のトコちゃんがあって
αトコトリエノールが一番活性が強い。抗がん作用も有すると論文に記載があります。
米油で揚げたものは、他の植物油と比較しても
胃もたれしずらく(過酸化物質の発生量が少ないから)
油酔いの物質(アクロレイン)も少ないのだそうで。
揚げ物には米油を使っております。
カラッと揚がるし、軽いのでいくつも食べられる感じ。

しかし、サラダ油に関しては、認知症や学習機能を低下させることがわかっていて
それに関する論文が死ぬほど出てきます。(1)
アルツハイマー病の原因は、脳にアミロイドβが蓄積された結果といわれていますが、
大量にアミロイドβが蓄積されている状態でも、ピンピン元気な方がいらしゃるようで、一概にアミロイドβだけが原因とは言えない。
じゃあ他にはどんな要因があるのかを研究した論文によると
アルツハイマー病の患者の海馬に大量にあるという『ヒドロキシノネナール』が原因の一つではないかといわれてます。
この物質は40歳以降徐々に蓄積される恐ろしい!!物質。
ニューロンだけではなく、その他の細胞にもめちゃ毒らしい。(2)
ここで、本題。
大豆油、菜種油、コーン油などのリノール酸が大量に含まれている油で調理している場合
150℃〜200℃に加熱して、揚げ物を調理していると、
5分後に細胞毒性『ヒドロキシノネナール』が油の中に形成し始め、
わずか30分で食品中に高濃度に蓄積されます!
お〜やばい
だから、毎日、揚げ物を食べる習慣があるとか、コンビニの揚げ物、スーパーの揚げ物なんかをよく利用している場合、注意が必要かもですね・・

だって、外食産業で使用されているのは、やっすい油ですからね。
外食してると結構な頻度で酸化した油、口に入っているかも・・・
アルコールを飲んだ時に出る、アセトアルデヒドは24時間で分解されて排泄されるけど、
『ヒドロキシノネナール』は徐々に体内に蓄積し、
強力で長年の酸化ストレス要因として働くことが研究でもわかっています。
結局、植物油は脳の機能に多大な影響を与えるってこと。
『ヒドロキシノネナール』の蓄積は、植物油を避ければいいことなので
そろそろ植物油は卒業したいところです。
だから、揚げ物だけは、できるだけ頑張って家で作った方が安心だし、
揚げたて美味しいしということで、この間は米粉油で揚げたヒレカツを食べました〜💓
ちなみに、一回使った油はもったいないけど(汗)使いまわさないようにしてます。

