長野にはたくさん温泉があり、かなり気に入っている温泉のひとつに
松代荘の温泉があります。
温泉の特徴は鉄分が入っているので、温泉の色が空気に触れて茶色になるというもの。塩分も入っているので、舐めるとしょっぱいです。
内湯、外湯とも、大体41度ぐらいに調節されていて、リラックスできるお湯加減。
『貧血に効く!』(皮膚から吸収される)との一文もあり
鉄分豊富な温泉に入るだけで貧血治ったりするの?と思い調べてみると
鉄分やナトリウムの吸収はさほどされません。(汗)
鉄の吸収はごくごく微量・・
いちばん皮膚に吸収されやすいのは①二酸化炭素、②硫化水素、③放射性物質のラドンといった脂に溶けやすいガス成分。水に比べて10倍または100倍ぐらい吸収されやすい!
次いで、④鉄や⑤ヨウ素などが吸収されやすく、ナトリウム、カルシウム、硫酸などのイオンもわずかに吸収されるようです。これが、水の10分の1または100分の1ぐらいの吸収率。ただし、吸収されるといってもそれはごくごく微量だそうで、温泉に浸かりすぎて鉄が過剰になるということはないので、ご安心を。
ってことは、貧血には対して体感が得られるような効果はない
ということがわかりました。でも、いろいろなガス成分やナトリウムが皮膚から吸収されるからか
体が芯まであったまるし、肌がもっちりするのでこれからも行きます。
エプソムソルトでマグネシウムを皮膚吸収!
毎日温泉には行けないので、普段、家のお風呂で何か良い成分を入れて工夫ができないかな?
あります!それは・・
エプソムソルト。
これは、硫酸マグネシウムといって、エプソム塩とも言われるもの。無味無臭で点滴にも使われたりするものです。市販の入浴剤にも入っていますが、市販の入浴剤には余計なものも結構入っているので、硫酸マグネシウムだけでの入浴が良さそう。
このマグネシウムは、筋肉を緩める作用、疼痛を緩和してくれる作用などがあり、
アトピーや、腰痛などにいいともされてます。マグネシウムが疲労やメタボにもきくというのが研究でも証明されています。
吸収率は鉄と同じで微量ですが・・
これらを、どんぶりいっぱいの量を(ちょっとこいめ)お風呂に入れ
週に2回ほど入るのがいいと
分子栄養学のK先生がいっておりましたので、我が家でもこれを愛用しています。
4〜5日ぐらい継続して、なんとなくいいかなという感じ。
体を芯から温めるので、39度の温度で20分はお風呂に浸かることはしたいところ。
温泉に行けなくても、エプソムソルトで、疲労を改善したり、リラックス効果をもたらすことができるので、
毎日の疲れをリセットできそうです。
口からとれるマグネシウム
現代の食事内容はマグネシウム不足になってます。
乳製品は毎日とるけど、マグネシウムは取らないことが多いのでは?
乳製品は高カルシウムなので、体の中のマグネシウムが低くなりがちです。
カルシウムが体内に多くあるとこんな症状が出やすくなるんです。
まぶたピクピク
足がつる
カルシウムが過多だと筋肉をぎゅっとしめることがあり、筋肉の痙攣が起きやすくなる。
妊婦さんとかも、マグネシウム不足になりやすいです。私も妊娠中、しょっちゅう足つってました。マグネシウムとカルシウムがいいバランスで細胞内にあることがめちゃくちゃ大事なのですね。
マグネシウムが豊富に含まれている食品は以下の通り。
ひじき、海藻、わかめ、イワシ、カツオ
つまり、乳製品と同じくらい、海藻たべてますか〜?ってこと。牛乳、ヨーグルト、チーズなどは毎日欠かさず食べるけど、ひじき毎日食べないですよね・・
ちょっと意識して海藻食べませんか?
あとオススメは、いい塩を使うこと
マグネシウム豊富な塩を料理に使う、ただそれだけで毎日マグネシウム取れちゃう。
このマグネシウム量はすごい!

塩をいいものにするだけで、料理自体も美味しくなります。
口からも外からもマグネシウムは摂取しよう
エプソムソルト入浴と海藻毎日生活で、毎日の疲れをリセットしていきませんか?
乳製品も食べるのであれば、味噌汁を添えて、なるべく海藻類をとれる工夫をするとバランス取れてくるはずです。日本のお水も軟水でミネラルが少ないので、私たちの体は意識しないと超ミネラル不足ということが起きがちなのです。
チャンスがあれば、硬水を飲んでミネラル補給もありですね〜。
